【リモート歴5年のママMRが語る】
リモートディテーリングで大切なこと、そして今こそチャレンジするべき理由とは。

【リモート歴5年のママMRが語る】<br>リモートディテーリングで大切なこと、そして今こそチャレンジするべき理由とは。

この記事を書いたのは……MR/Sさん(小学生2人のお子さんを持つママ)

みなさんこんにちは!
世の中の状況が大きく変わった今、MRの皆さんも病院への訪問が難しくなったり対面で先生とお話しできなくなったりと、営業活動も変化させなければいけない状況にあると思います。製薬業界全体の流れとしてもリモートディテーリングが推進されていますが、「リモートディテーリングに抵抗がある」「実際にやってみたけど対面のように上手くいかない」といったモヤモヤを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
私はこのようなオンライン社会に突入する以前から、MRとして約5年間リモートディテーリングの経験を積んできました。今回は、私がリモートディテーリングの際に、自分なりに試行錯誤してきて見つけた取り組み方や意識していること、小さな工夫などをご紹介できればと思います。明日からの仕事に少しでも参考になれば幸いです!

目次
1:私がリモートディテーリングに興味を持った理由
2:私が感じた、フィールドとリモートの違い
3:ディテーリングでのコミュニケーションの工夫
4:仕事環境や話し方など意識しているポイント
5:フィールド経験×リモート経験でスキルアップ

1:私がリモートディテーリングに興味を持った理由

私がリモートディテーリング中心の働き方を選んだきっかけは、子育てとの両立でした。以前はフィールドMRをしていたんですが、通勤の時間もそれなりにかかりますし、説明会や先生の都合で帰りが遅くなってしまうことも。子どもとの時間を思うように確保できず、負担をかけてしまったこともありました。
私自身の考えとして、子どもに無理をさせてまで仕事に重きを置く働き方はしたくなかったですし、『子どもに「いってらっしゃい」「おかえり」を毎日ちゃんと言ってあげたい』という気持ちがあったんです。そこでいろいろな働き方を模索していき、リモートディテーリングでの営業活動を行っている会社に転職しました。

2:私が感じた、フィールドとリモートの違い

リモートディテーリングを経験してみて感じたのは、これまで行ってきた対面での面談は情報の宝庫だったということ!直接先生とお会いすることで雰囲気や表情を読み取れますし、その他の職員の方とコミュニケーションを取ったり患者さんの様子を感じ取ったりすることもできます。さらには院内の掲示物から得られる情報もたくさん。「あそこのメーカーの薬を使っているんだ」なんてことも読み取ることができますよね。
でも、リモートディテーリングではそれらの情報源が一切遮断されてしまう状況です。院内の様子も知ることができませんし、職員の方や患者さんとの関わりもありません。先生の全身も見えませんし、どんな所にいるのかもわかりません。また、MSさんや卸さんと関わる機会もないので、そこからの情報収集もできない状況でした。
一方で、情報の”提供”という面では、すぐに分からない質問をいただいても、複数のディスプレイを使い、調べて即座にお答えすることが出来るというメリットもありました。それに、全国の様々な先生方から意見をお伺いできるので、日々新たな発見があることも楽しいですね。

3:コミュニケーションの取り方で工夫していること

何回もお話しさせていただいている先生であれば、ある程度の情報があるので会話のきっかけも掴みやすいです。ただ、初めてお会いする先生とお話しするケースもあるので、その際はインターネットでできる限りの情報を拾うことから始めます。面談では、私一人が一方的に話すのではなく、調べた情報をもとに質問を投げかけ、できる限り先生に多く話していただけるような環境づくりを意識しています。
なかにはリモートでの面談に慣れていない先生もいらっしゃると思います。苦手意識を持たれることは避けたいので、繋ぎ方や操作方法などもお電話で一つひとつ丁寧に説明することが大切ですね。
顔を映したくないという先生も結構多くて、そうなると相手の様子は声だけで判断するしかありません。私の話を聞いてくれているかな?理解してくださっているかな?質問はないかな?少しの表情の変化や、時には声の変化だけを頼りに、細かい部分にまで気を配り、「ここまでの説明でご質問はありますか?わかりにくいところはないですか?」とこまめに言葉を投げかけて確認を取るようにしています。

4:話し方や仕事環境など意識しているポイント

リモートディテーリングでは、Face to Faceの面談時以上に声のトーンや話し方を工夫するようにしています。通常よりもゆっくり、ハキハキと話すことを常に意識すること。一方的に早口でベラベラ話してしまっては印象も良くないですし、伝えたいことを理解してもらえない、伝わらないという状況になってしまう可能性もあります。そして、できるだけ静かな環境でお話しすること。こちらからの音声に雑音が入ってしまうと、伝えたいことが上手く伝わらなかったり、周りの音に気をとられてしまうので注意しています。また、画面の背景には何も映らない状態にすることにも気をつかっています。

5:フィールド経験×リモート経験でスキルアップ


コロナ渦により、MR・SRの方々は既にリモートディテーリングを取り入れられていると思います。リアル面談に比べて得られる情報が少ないリモートディテーリングですが、面談の何割かをリモートディテーリングにすることで、先生とのコミュニケーションの幅も広がり自分自身のスキルの向上にもつながっていくのではないかなと思います。さらには、日常生活にも少しゆとりが持てるようになると思います。私自身がそうだったように、子育てや介護などご家庭の都合も大切にしたい方にとっては、在宅で働けることで心の余裕も生まれてくる気がします。
初めてのことにチャレンジするのは不安や抵抗感も伴うかもしれません。ただ世の中はオンラインの時代になり、今後ますますリモートでもMRとして成果を出すスキルが求められていきます。
私は現在リモートディテーリングの経験を活かしてインサイドセールスという職種で働いているんですが、まさに次世代型のMRだと実感しています!直接会っても会わなくても、同じように価値を提供できれば、MRとしてこの先も求められ、長く活躍していくことができると考えています。

この記事のタイトルとURLをコピーする