世の中には様々な子育てグッズが溢れていますが、すべて揃えていると費用や労力もかかりますし、実際にどのようなものが必要かは経験してみなければわからないものです。また、仕事と子育ての両立を考えた時には「少しでも育児が楽になるグッズ」「子どもがご機嫌でいられるグッズ」といった点もポイントだと思います。
そこで、実際に出産・子育てを経験されている女性MRにアンケートを実施!「これはよく使った」「出産前に購入していたものの、実際はあまり使わなかった」そんなリアルな声を集めてみました。ぜひ、今後の参考にしてみてください。
【大活躍した子育てグッズ】
【あまり使わなかった子育てグッズ】
大活躍した子育てグッズ
1.抱っこひも
▼ママMRの声
「ベビーカーに乗せるとすぐに泣いてしまうので、抱っこ紐ばかり使っていた」
「抱っこすると子どもが寝てくれるので、高頻度で活用していた」
抱っこひもの出番がない日はない!というママもいたくらいで、家の中でも、お子さんとお出かけする時にも欠かせない必需品のようです。長い時間使うこともあるものなので、腰でしっかりサポートしてくれるタイプや耐久性の高いもの、5way仕様やスリングタイプといった豊富な種類の中から自分にあった使いやすいものを事前にしっかりチェックして購入してみてはいかがでしょうか。
2.バスグッズ(バスチェア・首掛け式浮き輪)
▼ママMRの声
「ワンオペ育児には絶対に欠かせません!バスチェアは長期間使えて、とても便利だった」
「首掛け式浮き輪でお風呂に入っている子どもがとても気持ちよさそうだった」
赤ちゃんの時期の入浴、サポートしてくれる人がいない時の入浴などは、本当に大変ですよね。危険の伴うバスルームですが、こういったグッズのおかげでワンオペ育児を何とか乗り切ってきた!というママ達の声が多くありました。説明書をよく読み、使用方法にきちんと従って、子どもから目を離さずに使用しましょう。
3.電動鼻水吸引器
▼ママMRの声
「取っても取っても溢れ出てくる鼻水に、日中・深夜問わず、何度この機械のお世話になったか・・・」
「少しの鼻水なら病院で吸引をお願いしなくても自宅でケアできるのでとても便利だった」
子どもを育てていく上で、体調不良はつきもの。長引く子どもの鼻水に悩むママパパもいらっしゃいます。子どもは鼻腔が狭いため、少しの鼻水でも鼻が詰まりやすくなってしまうという特性もあるようです。もちろん、病院での吸引も可能ですが、こまめにご自宅でケアするのも一つの手です。手動タイプよりも電動タイプの方が使えるという声が多数。
4.つめきり(ハサミタイプ)
▼ママMRの声
「赤ちゃんの爪は小さくやわらかいので、ハサミタイプが大活躍」
「指のカーブに沿って切れるので、使いやすかった」
小さくてやわらかい子どもの爪は、「パチン」と切るクリップタイプだとなかなか上手に切るのが難しいことも。爪以外の部分を傷つけないためにもハサミタイプを使用する人が多いようです。子どもは大人よりも爪の伸びるスピードが速いので、こまめにチェックして、ケアしてあげるとよいと思います。
5.おくるみ
▼ママMRの声
「触り心地がいいおくるみは子どもも気持ちよさそうだった」
「おくるみだけでなく色々な使用方法があって万能、長く使っている」
1枚持っておけば、様々なシーンで使用できるのがおくるみ。日よけや虫よけ、オムツ替えマット、ブランケット、バスタオル、いくつもの用途で活用できるのでとにかく万能です。ガーゼやコットンなど、肌触りを重視した商品も多く出ているので、お気に入りの1枚を見つけてみてください。
あまり使わなかった子育てグッズ
1.ベビーベッド・布団
▼ママMRの声
「揃えたものの、ベビーベッドでは全然寝てくれなかった」
「結局添い寝になってしまい、必要なかった」
その他にも「ベッドに置いた瞬間スイッチが入ったように子どもが泣き出してしまった」「夜間の授乳を考えると添い寝が一番負担が少なかった」など様々。ただ、ひとり寝トレーニングをしっかりさせたいママや、上の子がまだ小さいご家庭やペットがいるご家庭はよく使用したとの声もありました。使用する期間や生活環境をふまえ、よく検討した上で購入した方がよいかもしれません。
2.新生児の靴下・ミトン・帽子
▼ママMRの声
「足をよく動かすので、靴下はすぐに脱げてしまう」
「ミトンや帽子は嫌がって使わなかった」
新生児は、手のひらや足の裏で体温調節をしていることから、その妨げになってしまうと言われています。また、裸足で過ごすことは足の発達や感覚の発達にも良い影響をもたらすと言われていることも、使用機会の少なさに影響しているのかもしれません。
一方で、秋~冬の寒い季節に産まれた赤ちゃんは、寒さ対策で1セットあると便利との声もありました。
3.温度計(ミルク・おふろ)
▼ママMRの声
「お風呂に入る時は給湯器の温度設定で充分」
「産後すぐは丁寧に哺乳瓶に張るタイプの温度計でチェックしていましたが、何回も作っていると、感覚で人肌程度に冷ませるようになり、使わなくなりました」
「そもそも、測る余裕もなかった」
お風呂はお湯の温度が設定できますし、ミルクも触ってみた感覚で大丈夫という意見が多くありました。家事や育児、仕事に追われている中では、毎回丁寧に温度を測っている時間もなかなか取れないのではないかと思います。最初から揃えるのではなく、必要だと思った時に購入を検討する方が良いかもしれません。
4.搾乳器
▼ママMRの声
「洗うのが面倒だったので手で搾乳していた」
「痛みが伴い、自然と使わなくなってしまった」
母乳の出方は体質や出産後の体調、赤ちゃんの飲み具合などによっても変わってくるものであり、本当に人それぞれ。必要に迫られた時に購入すればよいという声がほとんどでした。母乳を冷凍・解凍したり搾乳器を洗ったり、忙しいママには手間に感じることも多いようです。
5.おしゃぶり
▼ママMRの声
「子ども2人ともすぐ吐き出してしまった」
「おしゃぶりが必要なほど泣くことがなかった」
外出先やどうしても相手ができない時、おしゃぶりで泣き止んでくれると子育てのストレス軽減にも繋がります。ただ、嫌がる子に無理にくわえさせたり、何でもおしゃぶりに頼ってしまったりすることで、子どもの発達に影響を与えることもあるようなので、節度を持って使用することが大切です。
今回は、MRとして働くママ視点での「大活躍した・あまり使わなかった子育てグッズ」をご紹介しました。これから出産の準備をされる方、今子育てをしている方に、少しでも参考になれば幸いです。