【20代からのキャリアデザイン】
なりたい姿に向けて、自分主導で環境を変えていく。

【20代からのキャリアデザイン】<br>なりたい姿に向けて、自分主導で環境を変えていく。

ビジネスパーソンとして活躍できる長い期間の中で、どんな仕事を選び、どんなキャリアや働き方を描いていきたいですか?
現在医療機器営業として活躍しているOさん(20代)は、自分の興味関心、人との出会い、環境やライフスタイルの変化に合わせてフットワーク軽く視野を広げ、自分自身で新しいキャリアを切り拓いています。
その時々に感じていた想いや、これからのキャリアに対する考え方をお話しいただきました!

Career1:新卒で外資系製薬会社のMRに

私は薬剤系の仕事にずっと興味があったことから、将来は治験コーディネーターになりたいと思っていました。大学では分子生物学を学び、より深く知識を得るために大学院にも進学しました。
いよいよ就職活動をする時期になり、治験コーディネーターだけでなく薬に関連する仕事について色々と調べていく中で、ふと「本当に自分がやりたい仕事なのかな」と感じるように。治験に関わるよりも、しっかりとしたエビデンスのある薬を提供していく「MR」の仕事の方が自分に合っているのではないかと思ったんです。

そして就職したのは外資系の製薬会社。オンコロジー領域で2年間経験を積んだのですが、様々なタイプのドクターと接する中で対人スキルや営業ノウハウを学ぶことができました。
私が担当していたドクターは、薬剤の話をしたい方もいれば、人間関係を大切にしたい方もいました。薬剤の話をしたい方には、様々な情報を収集して面談のプランも練った上でアポイントをいただき、求める情報をきちんと提供することに力を注いでいました。
一方、人間関係を大事にしたいドクターに対しては、基本的に世間話が中心。ドクターが興味を持っていることを探って距離を縮めることを大切にしていました。野球や競馬などの話題で雑談し、薬剤についての話は最後に「お薬使ってくださいね」とご案内するくらい。営業トークは一切しなかったですが、しっかりと関係性を構築できれば仕事でも信頼を得られることを実感できました。

退職を考え出したのは、MRの早期退職が話題になっていた時期でした。2年目になり数字も作れるようになってきたのですが、3年目以降の自分のキャリアを考える中で、この環境でステップアップしていくイメージができなかったのが理由です。
営業としての基礎は身に付けることができたので、次は違う分野でより営業力を磨いていきたいと感じるようになり、思い切って転職を決めました!

Career2:人材サービス会社での営業職

MRで学んだ営業力や医療に関わる知識を活かせる仕事がしたいと思い、「医療×営業」という軸で仕事を探していて出会ったのが、看護師の人材紹介会社。ベンチャー企業で、私が配属になった東海エリアの支店は支店長も含めて10名未満の小さな組織だったので、一人ひとりの役割や裁量が大きい環境でした。
リストをもとに看護師さんへ「今お仕事を探していませんか?」と電話でご案内をしたり、病院やクリニックに「看護師採用をお考えですか?」とご提案したり。転職を考えている看護師さんのキャリアカウンセリングなども行っていました。

MRの時とは全く異なる営業スタイルでしたし、携わる業務も幅広く正直戸惑いはありました。お客様先へ伺う際も電車移動だったので、MRの頃は車移動でラクチンだったな~と思うこともありました(笑)。

みんなで一丸となって事業を創っていた矢先、数名の社員が寿退社することになったり、様々な要因が重なり経営状態が悪化しました。私自身も結婚を考え始めていた時期だったので、これからの働き方を模索する中で環境を変えることが最善だと思い、転職を決めました。

Career3:医療機器メーカー営業(現職)

前職で異業種を経験して得られた収穫のひとつが、医療に関わる仕事やMRの仕事の面白さに改めて気づけたことでした。もう一度、新しい環境でMRにチャレンジしてみようと思い、MR派遣の会社へ転職。メーカー勤務を選択しなかった理由は、結婚を控えていることもあったので働き方を重視したかったからです。

私の希望にも耳を傾けていただきながら相談した結果、配属されたのが医療機器メーカーの医療機器営業(SR)でした。
MRとは扱う商材や営業スタイルは異なりますが、新卒時代に培ったドクターとの関係性の築き方、そしてベンチャー企業で培った営業力の両方を活かすことができています。
今は働き始めて1年ちょっとでまだまだ勉強途中です。周囲に大ベテランのMRさんがいらっしゃるので、様々なことを教えていただいています。営業としてよりスキルアップしていきたいと考えています。

自分らしいキャリアを、自分自身でつくっていく。

私はその時々の人との出会いから受けた影響や、自分らしく成長できる環境かどうかで、キャリアを選んできています。どの選択も後悔はありませんし、学べたこともとても多く、かけがえのない経験だと感じます。
女性が社会で活躍し続けるためには、ライフスタイルの変化にも対応していかなければなりません。今はとても忙しく働かせてもらっていますが、今後結婚し、子どもが産まれたらこの働き方を続けていくことは難しいかもしれないと感じることも正直あります。私自身、結婚後は家庭に比重を置きたいという想いもあります。
でも、現場が大好きなので、ずっと仕事は続けていきたいと考えています。今は、仕事と家庭の両立を目指して少しでも効率よく業務が進むような仕組みづくりに取り組んでいます。とても理解のある上司で、自由に考えさせてもらっているので、形にしていけるよう頑張りたいです。
自分らしい働き方を叶えていくためには、周りが環境を変えてくれるのを待っているのではなく、自ら動いて変えていくことが大切だと実感しています。

私には、目標としている人がいます。それは、新卒で入った会社で出会った、時間内でバリバリ働いて成果を出し、17時キッカリに家へ帰るママさんMR。まさに私が理想とする働く女性です。いつかはその方のようになりたいです。
そして子どもの手が離れる40代頃からの新しいキャリアとして考えているのが「MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)」です。
営業活動を行う上では様々なルールがあるので、ドクターに情報提供できることも限られています。だからこそ、より高度な専門知識を持って医療機関に情報提供していける存在になっていきたいと思っています。

この記事のタイトルとURLをコピーする