【安全運転で冬のMR活動を】3つの対策&4つの注意点!

【安全運転で冬のMR活動を】3つの対策&4つの注意点!

もうすぐ冬本番です。皆さん、冬のMR活動に向けた準備は進んでいるでしょうか。これからの時期、特に気を付けていきたいのが「車の運転」です。車での移動が多い仕事だからこそ、安全運転をより一層意識し、冬に向けた準備を進めていくことが重要です。

今回は、そんな冬場の運転に欠かせない対策や注意するポイントを、実際の経験をもとにご紹介していきたいと思います。

注目:1月、2月は車に関するトラブルが急増
なんと、年末年始には10.8秒に1件のペースで救援の依頼があるそうです。最も多い依頼は「バッテリー上がり」で、その他には溝などにタイヤが落ちてしまう落輪・落込など、冬ならではのトラブルが起こりやすいということがわかります。
参照:JAFニュースリリース
* JAF(日本自動車連盟)> 前回の年末年始、出動は約11秒に1件。事前のチェックでトラブル回避!年末年始、クルマでのお出かけには万全の備えを!

目次

冬に向けた車の準備・対策編

冬の運転の注意ポイント編

冬に向けた車の準備・対策編

1.早めにスタットレスタイヤへの履き替えを

スタットレスタイヤへの交換はもう行ったでしょうか。12月に入り、地域によってはいつ雪が降っても、いつ路面が凍結してもおかしくない状況です。ただ、滅多に雪が降らない地域では「ノーマルタイヤでも大丈夫だろう」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、油断は禁物です。

※ノーマルタイヤで雪道を走行した際の以下のようなデータもあります。
参照:走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ(JAFユーザーテスト)
* JAF(日本自動車連盟)> 交通安全を学ぶ > クルマのことを知ろう > 実験検証「JAFユーザーテスト」> 雪/凍結 > 走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ

走行はできたとしても、ノーマルタイヤのままだと事故に繋がるリスクは高まります。リース会社も混雑している時期ですので、「まだ交換していない」と言う方は早めの予約で、万が一の降雪や路面凍結に備えましょう。

2.安全への備えとして冬用ワイパーもおすすめ

特に寒くなる地域においては、通常のワイパーだと気温の低下や凍結、積雪によって、錆びたり壊れたりと故障が発生しやすくなります。ワイパーの不具合が起きてしまうと、視界不良などにも繋がるため注意が必要です。そこでおすすめしたいのが冬用ワイパーです。工具を使わず、比較的簡単に交換することができますので、冬の備えとして検討してみてはいかがでしょうか。

3.寒い時期に適したエンジンオイルに

車の血液と言われているのが「エンジンオイル」です。凍結することはほとんどないようですが、外気温が下がることによって粘度が上がって硬化してしまいます。硬化したエンジンオイルで運転をすると、エンジンやバッテリーの不具合を起こしてしまう可能性があるので大変危険です。
車や走行環境、外気温を考慮したエンジンオイルにすることが大切ですので、少しでも不安がある方は一度確認してみてください。

冬の運転の注意ポイント編

1.バッテリーが上がらないよう注意

やはり冬のトラブルで一番多い「バッテリー上がり」は注意しましょう。外気温の低下と共にバッテリー液の温度が下がったり、エアコンなどの使用により電力使用量が増えたりすると、バッテリーが上がりやすくなってしまいます。バッテリー液の残量確認やバッテリー電圧のチェックはもちろんのこと、エンジンスタート時の音に異常がないか聞くことや、エンジンを切った状態でエアコンやステレオを使わない、ヘッドライトや室内灯を切り忘れないなど、細かい点も気にかけながら運転するようにしましょう。

2.甘く見てはいけない冬の強風

冬は、雪や凍結に意識が向きがちではありますが、実は強風にも注意が必要です。風を遮るものがない道路や、スピードを出す高速道路、橋などは、特に横からの風に気を付けて走行しましょう。風が強いと感じたらスピードを落とし、細心の注意を払いながらハンドルを操作してください。また、近くを走る車からの落下物などにも気を付けなければなりませんので、自身の運転だけに気を取られるのではなく視野を広く持つことを心掛けましょう。

3.フロントガラスや窓ガラスの凍結予防

「すぐに出発したいのに、フロントガラスが凍ってしまって出発できない」そんな経験をしたことがある方もいるかもしれません。表面に霜が付きづらい状況を作ることが重要なので、フロントガラスに撥水剤を塗ったり、凍結防止シートを使ったりといった工夫が有効です。凍結してしまった時の対処法として、お湯をかける、氷を叩き割る、ワイパーを動かす、といったことは絶対にしないようにしましょう。フロントガラスやワイパーの破損に繋がってしまいます。
出発の10~20分前に、暖房で車内を暖めながらフロントガラスの曇りや凍結を除去してくれるデフロスター機能を使うことで解消しますので、試してみてください。

4.当日の状況判断は上長に必ず相談

車の運転に危険が伴いそうなほど悪天候の場合は、自己判断で訪問をすることは控えてください。積雪や路面凍結、また少しでも視界が悪いと事故に繋がる危険性も大いに高まります。決して無理をしないことが大切ですので、まずは上長に連絡を取り、当日の活動について相談し、判断を仰ぐようにしましょう。

1件でも多く訪問したいという想いもあるかと思います。しかし、誤った天候の判断や、焦った運転で事故を起こしてしまっては意味がありません。時間に余裕を持った訪問計画、余裕を持った行動、そして自分一人で判断しないことを念頭において、日々のMR活動に取り組んでいきましょう。

この記事のタイトルとURLをコピーする