【育休からのMR復帰に向けて】 保育園選びのポイントや準備

【育休からのMR復帰に向けて】 保育園選びのポイントや準備

認可保育園では、翌年4月1日入園に向けて10月~11月頃に申し込みを開始します。保育園の入園申込手続きは、育児休暇を取得中の多くの方が復帰をされる際に行わなければならない手続きです。お子さんの送り迎えに利便性がよいことなどは、復帰した後の両立のしやすさにもつながってくるため、できるだけ早い段階で見通しを立てておきたいものですね。

年度が替わり、クラスが繰り上がる例年4月は一定数の募集枠が確保されるチャンスです。加えて、最年少の0歳児クラスは定員が全て募集枠となるビッグチャンス。利便性の良さ、保育方針の一致など条件を満たす第一希望の園に入園するためには、0歳児からの保育園探しを本格的に行っておくことをお勧めします。

また、育児・介護休業法で定められた育児休業期間は、最大でもお子さんが2歳になるまでとされています。
「保育園は1歳になる直前に申し込めばいいや」というスケジュールで考えていると、お子さんの生まれた月によっては4月のチャンスでも1歳児クラスへの入園が叶わず、結果的に待機のまま育休期限の2歳が目前!という事態にもなってしまいますので、できるだけ早めに保育園選定のスケジュールを組んでいきましょう。

今回は、MRとして職場復帰をするにあたって、保育園選びの際に大切なことやポイントをご紹介します。少しでも参考になれば幸いです。

【INDEX】
Point1:認可保育園と認可外保育園、どちらもチェック
Point2:保育園を比較する際のチェックポイント
Point3:実際に見て気づくことも…園見学は積極的に!
Point4:保育園申し込み完了!その後の動きについて

Point1:認可保育園と認可外保育園、どちらもチェック

保育園には、児童福祉法に基づいて国が定めた設置基準を満たした「認可保育園」と、国から認定を受けていない「認可外保育園」があります。
どちらにもメリット・デメリットがありますので、家庭環境やライフスタイル、園に求めることなどを踏まえた上で検討しましょう。どちらの候補も持っておくことで安心できると思います。

<認可保育園>
認可保育園は自治体からの補助金を受け取ることができるので、自己負担が軽減されます。認可基準をクリアしていることから、設備や人員配置・教育内容は一定の基準を満たしていると言えるでしょう。そのため、お子さんの安全面や健康管理面においても、安心して預けられる園が多くあると言えるでしょう。
このようなメリットから競争率が高くなる可能性があります。

<認可外保育園>
認可外保育園は、独自の教育方針や保育時間が設定されていることがあり、それぞれの園によって違いが大きいため、しっかりと調べておく必要があります。また、認可保育園に比べて競争率が低く入園しやすいのも特徴です。
ただ、認可基準を満たしていなくても運営できるため、施設や人員、教育内容、安全性において品質のばらつきがあります。安心して預けられる園かどうかをしっかりと見極めることが重要です。また、自治体の補助金対象外となるため、認可保育園と比べて保育料が高くなる園が大半です。

フルタイムで復帰する方と時短勤務で復帰する方では重視するポイントは異なりますし、周囲に協力してくれる人がいるかどうかでも選ぶ基準は変わってきます。ご自身がどのように働きたいかをイメージしながら検討してみましょう。どちらの候補も持っておくと、安心できると思います。

Point2:保育園を比較する際のチェックポイント

では、実際にお子さんを通わせる保育園を選ぶ時、どのようなポイントで比較検討するのがよいのかをまとめてみました。

  • アクセスや利便性

ご自宅から離れている園だと、送り迎えに時間がかかってしまいます。MRという仕事の性質上、出勤・退勤の時間が不規則になる可能性もありますし、効率を考えてもご自宅や職場からのアクセスが良好な保育園を選ぶことをおすすめします。
また、車で通園をする場合には、車が止めやすい場所かどうか、歩きや自転車で通園する場合には、道路の交通量や安全性なども考慮して考えてみてください。

  • 預かりの時間や延長保育

業務の都合によっては朝早く出勤しなければならないケースもありますし、通常の退園時間にお迎えに行けない場合もあるかもしれません。預かり時間や当日の延長保育の利用が可能かどうかをしっかりと確認しましょう。

  • 保育の質

園によって、子どもの成長や発達をサポートするために様々なカリキュラムを組み込んでいます。リトミックや英語、体操やスポーツなど教育プログラムが充実している園も多いので、お子さんの興味関心やご自身の教育方針に合わせて選んでみるのも良いのではないでしょうか。

  • 保育方針

保育園ごとの教育方針や特色を理解することも、長い園生活においては重要です。自分自身の価値観や教育で大切にしたいこと、どのように育ってほしいかといった想いと照らし合わせながら考えてみてください。

  • 口コミ・評価

他の親御さんからの評価や口コミも大きな判断基準になります。地域のコミュニティやネット上での情報を通して、実際の園の様子をできる限り把握することも大切です。

  • 施設の状態

お子さんが安心・安全に園生活を送ってもらうためにも、設備の安全性や衛生状態は非常に重要です。老朽化している施設ではないか、きちんと感染症対策が取られているかといった点でもチェックしてみてください。

  • 保育士とのコミュニケーション

園や保育士とのコミュニケーションがスムーズに取れるかも重要なポイントです。日常の子どもの様子を知ることができるツールや連絡手段などを確認しましょう。最近では、手書きの連絡帳ではなく連絡帳アプリを活用し、お子さんの様子を写真で送ってくれる園もあるようです。

  • 料金

保育料は家計に合った費用化どうか、また保育料以外にかかる可能性がある追加料金なども事前に確認しておくことで、安心してお子さんを預けることができます。

Point3:実際に見て気づくことも…園見学は積極的に!

すでに園見学を終えている方も多いと思いますが、これからの方や迷っている方は随時見学を行っている園もあると思いますので、ぜひ積極的に足を運び以下のポイントでチェックしてみてください。

  • 快く見学させてもらえるか

大切なお子さんを預けるのですから、できれば隅々までチェックしておきたいところです。積極的に施設内や保育の様子を見せてくれる園であれば、お子さんが入園した時の姿も想像しやすいのではないかと思います。

  • 保育士や子どもが笑顔で過ごしているか

子どもが笑顔で楽しく過ごしていることはもちろんですが、保育士がイキイキと働いているかも重要なポイントです。子どもの目線に立って保育を行い、良い関係性を築けていれば、子どもたちも自然とのびのびと過ごすことができます。

  • 園庭や外遊びの有無

外遊びが大好きなお子さんも多いと思います。最近は園庭がない保育園も増えていますが、園庭があるかどうか、もしない場合は近隣の公園など外遊びができる場所があるかどうかなどもチェックしましょう。

  • 保育士の雰囲気や年齢層

人員が十分確保されており、保育士同士のコミュニケーションが多く仲が良い園は、連携もスムーズで質の高い保育を行っているケースが多いです。また年齢層も重要で、幅広い年齢の保育士が働いているということは、働きやすい環境があると言えます。また、経験豊富な先生がいることで、預ける側としても安心することができます。

Point4:保育園の申し込み完了!その後の動きについて

少しずつ、復帰に向けた準備も進めていきましょう。特に職場と具体的な復帰のスケジュールや働き方をしっかりと話し合うことは大切です。フルタイムやフレックス、短時間勤務、リモートワークなど希望する勤務体系や業務内容、役割など、子育てとの両立を考えて具体的に話し合ってください。

復帰前にある程度ご自身の状況を職場の方に理解してもらうことも、スムーズな復帰には欠かせない条件です。
・家庭の状況やライフスタイルを周囲に理解してもらう
・必要に応じて勤務時間や業務範囲の調整が発生すること
・子どもの急な体調不良や保育園が臨時休園になった場合の対応策

などを上司と話し合い、職場の方にも理解してもらえるよう協力を仰ぎましょう。

保育園選びは決して簡単ではありませんが、自分のライフスタイルやお子さんのニーズに合わせて最適な場所を見つけることができれば、安心して仕事に復帰することができます。希望に合った園が見つかりスムーズにMRとして復帰できることを願っています。
もし、勤務形態や勤務地、仕事と育児の両立など、今後のMRとしての働き方にお悩みがあれば、キャリア相談も実施していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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